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AIで社内手順書を作る|作業メモのテンプレート

AIで社内手順書を作る前に、開始条件、必要なもの、操作と分岐、完了条件を整理する記入式テンプレートです。架空の作業例で、手順をたどって抜けを直す方法も紹介します。

SECTION 01

一つの作業に絞ってメモする

「経理業務」のような広い範囲ではなく、「受け取った請求書を所定のフォルダに保存する」など、開始と終わりが分かる作業を選びます。

画面名、押すボタン、保存先も書きます。条件によって進め方が変わる箇所は、条件と次の操作をセットで残してください。

SECTION 02

コピーして使う作業メモ

次の欄を埋め、AIで見出しや順番を整えます。AIには、社内でそのAIへの入力が認められている情報だけを渡してください。分からない操作は確認事項として残し、AIが補った内容は実際の作業と照合します。

  • 作業名:[何を、どこまで行うか]
  • 開始条件:[いつ始めるか/事前に済んでいること]
  • 必要なもの:[入力資料/使う画面・道具/必要な権限]
  • 操作:[1.何を開くか → 2.何を確認するか → 3.何を操作・保存するか]
  • 分岐:[どの条件なら、どの操作へ進むか/進められないときの確認先]
  • 完了条件:[何が、どこに、どの状態であれば終わりか]
  • 確認と版:[手順を確認した人/確認日/版/変更した箇所]

SECTION 03

記入例:請求書を保存する

以下は説明用の架空の例です。実際の社内ルールに合わせて書き換えてください。

  • 開始・準備:請求書PDFを受け取ったら開始。PDFと、共有フォルダへの保存権限を用意する。
  • 操作:①PDFを開く。②取引先名・請求月を確認する。③請求月のフォルダに保存する。
  • 分岐・完了:請求月が不明なら送付元に確認する。保存先のPDFを開き、元の内容と一致すれば完了。

SECTION 04

手順をたどり、抜けを直す

この例で別の担当者が手順をたどると、③で請求月のフォルダが見つからず止まりました。「フォルダがなければ、年月の名前で作成する」という操作が抜けていたためです。

そこで③の前に、フォルダの有無を確認し、なければ作成する分岐を追加します。もう一度たどって保存後のPDFまで確認できたら、「確認:担当A/2026年10月13日/第2版/フォルダ作成を追記」と記録します。

見直しでは、文章の読みやすさに加え、途中で判断に迷う箇所や、メモにない操作が必要になる箇所を探します。業務が変わったら、該当する手順と版を更新してください。

SECTION 05

既存の手順書も整理したいとき

手順書を社内検索やRAGに使う場合は、ほかの資料も含めて所在や更新状況を整理します。資料がそろっているかを確かめるには、文書棚卸しのチェックリストを使えます。

RAG導入前の文書棚卸しチェックリストを見る