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既存SaaSか独自開発か|6つの欄で業務を比べる

既存SaaSと独自開発を、一つの業務で比べる記入式ガイドです。手順、権限・承認、連携、変更担当、保守・費用など6つの欄と、架空の備品購入申請の例で、必要な条件を整理します。

SECTION 01

製品を選ぶ前に、一つの業務を決める

SaaSは、ネット経由で使う既製のサービスです。独自開発では、自社で必要な仕組みを作ります。どちらを選ぶ場合も、使う人と仕事の流れに合うか、運用を続けられるかを確認します。

まず「備品の申請から発注まで」のように、始まりと終わりが分かる業務を一つ選びます。今のやり方をすべて残すのではなく、変えられる慣習と、外せない条件を分けておきます。

SECTION 02

コピーして埋める6つの欄

次の欄をコピーし、必要な条件を書きます。まだ分からない点は「未確認」として、候補製品の説明や試用で確かめる項目に残します。

  • 対象業務:[担当する人/どこから始まり、どこで終わるか]
  • 外せない手順:[必ず守る条件/変えられる慣習]
  • 権限・承認:[誰が何を見られるか/承認する人/差し戻しの流れ]
  • 入出力・連携:[入力と出力の形式/つなぎたいシステム]
  • 変更担当:[業務ルールを決める人/設定変更や開発をする人]
  • 保守・費用:[初期費用と利用料/変更・保守の担当と費用/終了時のデータ移行]

SECTION 03

記入例:備品の購入申請

架空の会社の例です。

  • 対象業務:社員が備品を申請し、承認後に購買担当が発注するまで。
  • 外せない手順:上長の承認が必要。10万円以上は部長も承認する。紙で申請書を回す習慣は変えられる。
  • 権限・承認:申請者は自分の申請、承認者は担当範囲、購買担当は承認済みの申請を閲覧する。差し戻しは理由を添えて申請者へ戻す。
  • 入出力・連携:フォームから入力し、一覧をCSVで取り出したい。会計システムとの連携方法は未確認。
  • 変更担当:承認の金額基準は経理課長が決める。設定変更や開発を担う人は未確認。
  • 保守・費用:初期費用、利用料、変更・保守の担当と費用は未確認。終了時に取り出せるデータの範囲も確認する。

SECTION 04

合う部分と、足りない部分を分ける

候補を試し、条件ごとに「既存の機能・設定で合う」「手順を変えれば合う」「不足部分の開発を検討」「未確認」に分けます。独自の承認ルールがあるだけで、独自開発が必要とは限りません。申請、承認、差し戻しまで実際に試して確かめます。

既存SaaSを使いながら、不足する部分だけ作る方法もあります。ただし、連携できるかや、変更・保守を誰が担うかの確認が必要です。初期費用だけで決めず、使い続ける費用と手間、利用を終えるときのデータ移行まで比べます。

GAMIでは、既存SaaSで足りる範囲と独自開発する範囲を整理し、権限・承認・データ連携を含む設計から、小さな構成での開発まで支援しています。

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